昨夏以降、首都圏などで相次いだ「闇バイト」による強盗などの事件。うち昨年8月の事件で起訴された岸本蘭丸被告(22)=横浜市=が、拘置所で記者の取材に応じた。
公判では「(犯行グループの)車に乗ったら逃げるのは難しい」と話していた被告が、当時の様子や心境を語った。
被告は昨年8月29日、千葉県船橋市の貴金属店と八千代市の質店に対する強盗の準備をしたとして、強盗予備罪などで起訴された。1月15日の千葉地裁での初公判で、起訴内容を認めた。
記者が面会したのは20日。被告は午前9時ごろ、職員に付き添われてエメラルドグリーンの作業服姿で面会室に現れた。髪は肩まで伸び、肩をすぼめるようにして、ぼそぼそと話し始めた。
SNSで応募、翌日には現場へ
SNSを通じて「闇バイト」…